三寒四温。
寒いと思えば暖かい。
ややこしい日々、みなさまファッションの方はいかがでしょうか。
春に向け何か新しいアイテムは揃えましたか?
わたしの部屋には甲を深く包むレザーシューズとワイドパンツがスタンバっています。
今年はヒールもそろそろ復活させようか。
などととぼんやり想像するわたくし。
2015年10月スナップから早半年が経ち。
Snap
ショップ店員から学ぶスタイリング技!PRADAコレと共に
ラフォーレ原宿『GR8(グレイト)』。
奇抜で独特な世界観を放つセレクトショップからyasuさんを激写。
撮影はすっかり1シーズン前となってしまったのでセレクトも随分変わっていることでしょうが、
この時の店内のセレクトとこちらのコーデ、そして蛍光灯の光とでプラモっぽい感じの映り。
スタイリングからジャケットは「ラフシモンズ」だそう。
バックスタイルが何とも印象的なこちら、シルエットはセーラーベースで
大きいバックのカラーにプリントを大胆に施しているという面白い一着。
空から見た地球や宇宙服がプリントされていて、
なるほどぼんやりガンダムを彷彿とさせていたことに納得の柄。
というより後ろの戦闘服みたいなものに引っ張られているのは明らかという話も。
モロガンダムカラーです。
どう調理してやろうかと腕が鳴る様なアイテムですね。
これ、コスプレにならならず、こなれた着方が出来たら上級者だな。
と、こんな強烈なインパクトを与えてくる。
そんなアイテムがいっぱいのこちらのお店な訳ですが、
さてスタイリングに戻りましてボトムスはヴィンテージとのこと。
へえ、パネル使いの今っぽいこういうデニムパンツもヴィンテージであるんですねえ。
シューズはこちらもラフシモンズ。
アディダスとのコラボものだそう。
ヴィヴィッドなカラーリング且つ多色使いのかなり我の強いシューズですが、
とっ散らからない様に襟とのカラーを合わせて全体的にまとめます。
カラーリングもさることながらウェッジが厚くインパクトのあるボリューム。
縦に長いIラインのスタイリングをバランス良く安定させています。
詰まったクルーネックラインからタートルを合わせるさり気ないワザ、素敵です。
薄手になる季節、ノースリーブや半袖でも使える技。
ひねりのあるカラーリングで春夏、レイヤードしてみよう。
厚みを持たせることが重要なのが今年です。
そしてジャケットのVに合わせて長めの華奢なネックレス。
これもジャケットを脱ぐ季節にも使える技です。
さすが人気店のカリスマ店員さん。
抜かりのないスタイリング。
今はどんなファッションを披露しているのでしょうか。
参考に覗きに行ってみましょう。
春夏、小物がキーを握る
セーラーつながりということで一つ、わたくし目下水平帽子を探し中。
セーラー帽?セーラーハット?
正しい呼び名も分かりませんが探し中。
ヤフオクやメルカリで探してもありません。
正しい名称でないからでしょうか。
これは古着屋かと下北を(軽ーく)探してもありません。
あると思うんだけどなー古着屋に。
GUCCIのコレクションを見ていたら激しく小物関係が欲しい今日この頃です。
ブローチやyasuさんの様に華奢なロングネックレス。
絶対デコラティブなアイウエアは外せない。
しかしアイウエアに至っては日常使いするには張り切ってる感が否めない。
んー、使いにくいな。
そんな中頭に浮かんだのが「水平帽」。
70’sからはちとブレるかもしれないが、何気にどんなスタイリングにでも合うのではないか?
意外性のあるスタイリングもできるのではないか?
「欲しい!」
というわけで「水平帽」に辿り着くまで奮闘するぞと心に決めた。
そして本日、愕然。
『PRADA2016-17A/Wメンズコレクション』。
さり気なく、でも心に残る形で使われているではないか。
「やられた!」
わたしがファションから目を離している隙に、水平帽は街から消え去ってしまったのか。
上画像全て出典先:VOGUE
「やっぱ白でしょ!」
と思いながらも一番上のスタイリングかなり良い。
黒も捨てがたいという事ですね。
ゆったりとしたコットンシャツ使いや、そのまんまセーラー(但し素材はレザー)など
〝水平ファッション”から敢えて離れすぎることなく展開されていたのが逆に面白い。
しかしテーラードジャケットやコートなどPRADAらしいカッチリとしたアウターとのコンビネーションは
意外性を狙ったものでやっぱりそっちもストレートに面白い。
春夏。
自分なりに使える個性的小物、探して行こう。
グッチ2016プレフォールと見る、カラフルコーデinスナ
今年は色を使う
あけましておめでとうございます。
異常なほど暖かい年始でしたが、みなさまファッションをいかがお楽しみでしょうか?
わたくしは来たるべきセールに備え、じりじり温存&下見をしているといった調子です。
この冬は『捨ての冬』ということに落ち着いているので、
目下ハマり中、ヨガウエア中心に攻めようかと検討中。
とはいっても良いアイテムがあれば『遅めの冬』(ある意味春)が
やってくるかもしれませんね。
一花咲かせたいものです。
引き続きまして昨年の10月20日のスナから参りたいと思います。
今回は遠くからも目を引いたこんなヴィヴィッドなペアルックなお二人。
こちら香港から遊びに来られたLUK WING YANさんとKO MAN-HEYさん。
ハッピーなプリントが年明けに相応しいスタイリングです。
トイストーリーのキャラ総動員で賑やかしくスナップを彩ってくれています。
しかし、この時期も暖かかったのですね。
堂々の半袖スタイル。元気だ。
ヘルシーな美脚も披露です。
派手なプリントTには狙わずシンプルにカジュアルなアイテムを合わせます。
それでもお釣りがくる様なアクの強いアイテムを嫌みなく着こなせるのは
このピュアさがあってこそ!
眩しさに目を細めます。
ふたりともとにかく可愛い!
ふたりのコーディネイトはとっても元気になります。
「わたしも元気な色が着たい!」
そう思っている人も多いはず。
ファッションは今まさに過渡期。
〝リラックス”から解き放たれ、いざ〝攻めモード”へ。
しかも単色ではなくいろいろなカラーを取り入れたスタイリングを!
『カラフル』な流れが来ているのです!
捨て冬真っ盛りのわたしにはぐるぐる目まいがする様なやばいコレクション見っけ。
それは今、誰も止められないGUCCIの仕業。
カラースタイリングお手本コレクションはこれ
GUCCI2016プレフォールコレクション
グッドガール。が派手になった。
非現実的なスタイリング。
帽子からアイウエアからドレスまで金ぴかゴールド。
水色のパンプスとかカラーバランスが面白い。
ニットキャップ×ミニスカートでカジュアルな解釈。
比較的実践しやすそう。
ファーコートはこんな感じで気負わず着たいもの。
アニエスベーなスタイリング。
パリっ子がモードに目覚めたら。というタイトルを付けたい。
ラグジュアリーなチャイナ服。
丸メガネとニット帽がおばあちゃん感があり、ほっこり素敵な一枚。
コサージュの遊び心がいい感じ。
これはかなりのインパクト!
こんなにキャラ濃いのに気にせず柄を合わせてくる強心臓さ。
指なしニット手袋にじゃらじゃら指輪がマッチ。
そのアイデアいただき!
おもちゃみたいなピンクが可愛いバッグ!
嘘みたいな上下のカラーリング。
なぜカッコよく見えるのかは謎。
この中では現実的、且つ可愛いスタイリング。
まだハイウエスト&フレアは息が長いと見た。
ブーツに合わせて。
ブラウスに細リボン。
これも簡単にマネできる技。
レース×ラインのカットソーが可愛い。
相変わらずスポーツも根強い。
スカーフにしつこくコサージュを重ねて。
今年はそれくらいの気持ちで。
強いカラーにホワイトのアイウエアが印象的!
刺繍はブーツだろうがなんだろうが見逃せない。
以上画像出典先:VOGUE
最初はやっぱこれくらいから!
とりあえずアイウエアに本命Tシャツを合わせて!
ブーツで70’sに!
いかがでしたか?
カラーだけでなく素材もミックスで厚みが違います。
メタリック素材もあればファーもレザーもシルクもデニムも。
70’Sヴィンテージスタイルのルールにのっとって、とにかく足して足して!
1点主役じゃないから今までの様にはいきません。
古着屋だけでどうにかなる様な気はしないけど、とりあえず古着屋からスタート!
スカーフやコサージュ、そしてアイウエアに帽子使いがかなり強力な味方になりそう。
どれも同じようにレトロだけれど様々なスタイルを楽しめそうです。
今年はカラフルで新しい春を楽しもう。
LUK WING YANさんにKO MAN-HEYさん。
元気をもらえるスタイリングをありがとうございました!
ディネアンブランから導く!カラーコーディネイトのチカラ。
「秋元梢は黒しか着ないらしい。」
そういう自分なりのこだわりがあるのってかっこいいですよね。
この場合は特にこだわりが簡潔で、言葉の響きとしてもかっこいい。
ウォークインクローゼットを想像してもとてもかっこいい。
凡人が変人(独特の感性を持つ人という意味)を一目置くのは、
自分ない謎の感覚に憧れるからだろう。
何だか素敵、とは思うがやってみるかと言われても特定のカラーを
特別好いているという事もないし、やっぱり色んな色をわたしは着たい。
さてワタクシは他のこだわりを持つとしよう、という事だが、
ご本人からすると一口に「黒」と言っても質感やデザインで魅せる事はできるし、
きっと永遠に広がる選択肢なのだろう。
そういえば「白いパーティ」というものがフランスから上陸し、たいそう盛り上がっている
と今秋メディアで目にした。
そう、『Diner en Blanc(ディネアンブラン)』と言った。
参加費は2万弱とかなり高額で、これは場所代とディナー代と言ってもいい訳だが、
テーブルや椅子までも自分で用意する。
当然ながら自分のコーディネイトも。
それら全ては白だ。
そしてIKEAの売り上げが上がったとか上がらないとか言う話だった。
「白くくりが条件」とは言ってもせめてコーディネイトに合わせたテーブルと椅子を
用意するのがルールだろう。
ポップなスタイリングならIKEAもいいかもしれないが、ヴィンテージファッションを楽しむならば
ヴィンテージのテーブルを。
それがだめならシーツで隠して決してテーブルの足元は見えないように、と努力したいものです。
参加した人々はとても楽しそうで、新規のお友達を作ったりしてなかなか有意義そうではあったが、
秋元梢同様、「白しか着ないの」という人々が集うという趣旨のイベントの方がずっとこだわりを感じて
「おしゃれ」なのではないかと思ったりした。
いや、そうでない人が非日常を味わう事に意義があるのだろう。
開催場所が直前まで秘密だったり、詳細を事後まで他言無用など、
なにやらぱーりーぴーぽー心をくすぐりそうなイベントなので、
あまりこだわり・こだわり言っても古くさい人みたいに思われるからやめておこう。
本線からかなり逸れたように思えますが、逸れてはいません。
スナップです。
上記イベントの様に、カラースタイリングはコンビ(以上の複数人)ですることにより
おしゃれ度があがるのではないか、ということです。
キャッチしたのは香港から来られたお二人。
ブラックなモードスタイリングが一人より二人!
黒が更に深く感じられる効果がありますね。
お二人とも長めのジャケットを羽織り安定感を出しながら、チョーカーやネックレスで動きを演出。
足元は軽くスニーカーで。
全く同じのオソロファッションではないけれど、カラーをそろえるだけでグッとまとまりが出ます。
それでいて各自の個性が更に際立つ様な。
注目したいのははやはりバックプリント!
女性は調べたところ、「supreme×アンダーカバー」のコラボアイテムの様です。
一方、男性はギャルソンのロングジャケットですね。
違うブランドでバックプリント揃えてくるってかなりニクイと思いませんか。
非常にありがたいショットです。
男性のジャケットのこのロングな丈感。
旬のウールのたっぷりとしたロングコートも今年は出揃っていますし、
こんなサラリとしたガウン風も共によし。
何にでも合わせやすい。オシャレに見える。
この丈を制すれば『今年顔』出来ますよ!
今冬、とにかく先に買うべきアイテムですね。
噂のバックプリントは果たして合わせにいったか、たまたま合ったのか。
是非前者であって欲しいと願いますが、後者であってったとしても
素晴らしい偶然に拍手!
ガチ!双子コーデ、ファンシースタイル~スレトシスと共に~
しのちゃんと、しずちゃん。
ファンシーファッションに身を包むこのお二人。
聞いてビックリ。
双子コーデならぬ、ガチ双子。
一卵性の双子ちゃん!!なのです。
一卵性の割には似てなくない?
それはまあいい。
えー
双子な上にー
ファッションを合わせるなんてー
すごいすごいー
凡人にはどう頑張っても出来ない離れ業!
こんな思春期真っ只中!なお年頃、
姉妹揃って原宿にショッピングに来ているだけでも微笑ましいのに、
ファッションまでおソロって、すごいわ!本当。
「甘」と「辛」みたいな事にはならなかったんだねー、
と感慨深い。
さて今日のファッション、
何やらこだわりがありそうですがテーマは?
今から「マイリトルポニーのカフェへ行くところ」
という事で、この仕上がりに。
ああ、TPOに合わせてファッションを変えることの素晴らしさ。
これこそ我々がハントする対象とする
『ファションを楽しんでいる人』にがっつりリンクです。
左のしのちゃんのヘアスタイルに至っては
「ツノとしっぽを表現している」とのこと。
細部までテーマに合わせて構成されているとは。
お見逸れ致しました。
お二人好きなブランドは古着という事でなるほど、
今日もファンシーな古着アイテムを重ねに重ねていますね。
『ファンシー』のくくりの中でも、
右のしずちゃんはよりPOPで、左しのちゃんはエレガントな雰囲気。
これはパンツの印象が大きい模様。
しずちゃんのベロア調のルーズパンツはやっぱりその発色が印象的!
そしてそこにベビーピンクのファーサンダルを。
我慢できずにマイリトルポニー参上。
靴へのファーやボア使い、最近良く使われていますが、
こういうポップな方向性ではなかったので何だか新鮮です。
しのちゃんは裾広がりのパンツがエレガント。
ロングのアウターと合わせて70’S風の落ち着いたシルエット。
それぞれの解釈で『ファンシー』を楽しんでいるお二人。
とってもキュートでした!
ファンシーと言えば
やっぱりSRETSIS!
出典先:FASHION PRESS
出典先:FASHION PRESS
2015-16AWコレクション。
いつもながらのドリーミィな世界。
そして、2016SS。
スレトシスの夢の世界にもフォークロアの流れ。
出典先:FASHION PRESS
いつものキュートネスより若干ピリッとしています。
フォークロアでヒッピーを感じる2016SSスレトシス。
でも根底には『ファンシー』しっかり流れていますね。
お二人さんいかがでしょうか?
こんなのお好きですかね?
SRETSIS
SRETSISはタイ人デザイナーのブランドです。
『双子』ではないですが、才能ある仲良し3姉妹がユニットとなり、
展開されています。
左よりアクセサリーのマティナ(三女)、デザインのピム(次女)、マーケティングのクライ(長女)
青山店内。各所にスピリットを感じます。
上三枚出典先:VOGUE
上、姉妹のスタイリング(上の姉妹の写真並び順)。
やばい!こんなワードローブやばい!
スレトシスのワードローブでも三人三様のスタイリング。
全部可愛い!
でもピムが好み。
というわけで、しのちゃん。しずちゃん。
次合う時は何ファッションでしょうか。
期待してます!
いつまでも仲良くね!
ブラックスタイルは質感で差を付けて!アームカバーを主役に
ジャパニーズモード「ブラックスタイル」に差を付ける
ジャケットはギャルソン。
チャイナのセットアップはブラックギャルソン。
ギャルソンラバー、くどうさん。
見た目超ゴリゴリモードなのでクールに断られるだろうと覚悟していたところ、
優しくお受け頂きました。
良い方面へのギャップは心を掴む。
ありがとうございます。
ギャルソンラバーは星の数。
「オールブラックスタイル」もオシャレシティ表参道を歩けばあまたと見かけるものですが、
ご本人の愛の大きさは一旦置いておいて、
「ギャルソンが好きなんだろうなあ」という感想と、別に
「オシャレだなーギャルソンだろうかなー?」の2パターン存在します。
くどうさん。もちろんのこと後者。
さてブラックスタイル。
その他大勢と格の違いを見せつけるには?
くどうさんの様に『質感』で魅せるということ。
スレンダーな身体にお似合いなチャイナなパンツセットアップ!
これだけでもオシャレなはずですがそこにレイヤード。
『アームカバー』をオン!
超主役アイテムなので何も言葉はいらないかもしれませんがしかし、
ここで注目したいのはこの〝質感の振り幅”。
ギャップです。(またしても)
サラッとした薄手の生地に肉厚「ビニール」の
『異素材』な組み合わせが目を引きます。
敢えて〝ちゃち”で〝おもちゃっぽい”
(このアイテムに関してはマンガやアニメっぽい)
素材を使ってこのアイテムを作るなんて。
奇をてらうギャルソンてやっぱかっこいい。
白シャツに合わせるのももちろんよいですが、
同じブラックを質感の違いで楽しむって上級者だ!
コンパクトに仕上げたタイトなヘアスタイルに
極細丸メガネがスタイリングを邪魔せずモード感シャープに高めます。
唯一の差し色、深い赤。効いています。
黄に青に白。
他のカラーでも成立するでしょうが
もっとも安定感のあるカラーリングではないでしょうか。
パーフェクトの印を押しかけたその時、チラリと目に入るバックスタイル。
レイヤードアイテム『アームカバー』からはみ出るバックロゴ!
「抜け感!」
抜け感まで存在するのかこのスタイルめ!
さあ追加点をどうぞ。
星野源著書のとある本に出てきたエピソード。
「擦れずに大人になった完璧な神木隆之介くん」に「隙」があることで
『完璧が過ぎる』という内容の話を思い出した。
ファッションではよく「抜け感抜け感」言うけれど人間もそうなのですね。
かなり話はズレたが、完璧なモードなスタイルにプラスアルファ、少しカジュアルな部分
(この場合は文字がベルトにかぶっているというのがまた自然でよい)
が見えることにより厚みが、深みが増すという効果だ。
そして前回書いたように、「馴染ませない」「違和感」をスタイリングに足す事によって
スタイリングはパワーアップする。
この『アームカバー』がそうだ。
アームカバーならぬ、その他有効な「味付け」とは
出典先:VOGUE DRIES VAN NOTEN 2015SS
それに近いかどうか。
わたしが注目している「アームカバー」ならぬスタイリングの「味付け」を紹介したい。
2015SSドリスヴァンノッテンメンズコレクション。
シーズンが過ぎても新鮮に映る。
刺繍のベスト。
アシンメトリーのシルエットでヒモ使いが表情を与える。
次のシーズンも待っていたがウィメンズに落とし込まれることはなかった。
しかしウィメンズはウィメンズで素晴らしく、
わたしにコサージュと言うアイデアを与えてくれた。(コサージュの記事)
そして時間を少し経て、3.1 Phillip Limからそのスピリットを感じるものが登場。
フィリップリム2015-16AW
ベストではなく、ベルト技。
ただ胸の右から左にベルトを渡し輪っかに通し留めているだけなのに、
こんなにも表情が変わることか!
写真にもあるがベルトを通さなくてもいい感じ。
これはいち早く取り入れたい。
出典先:フィリップリムHP
もう一つはもう少し難解な太いテープの様なものを身頃に交差させて
タスキ風?コルセット風?にデザインさせたもの。
たいがいの服はこのデザインを取り入れたらオシャレに決まるのではないだろうか。
服がなくて困る季節の変わり目、
モードなワンアクセントが光るアイテムを取り入れるとコーディネイトはグッと楽になる!
抜け感を取り入れて更に味わいを!
くどうさん、ありがとうございました。
オシャレな人は知っている!アイウエアは「オーバー」が旬!
このサイズ感が正解です
2次元のこの一枚では、まるでここは日本ではない様な。
圧倒的な空気感。
ずるいな。
かっこよすぎる。
フランスから来られた素敵なカップルをスナップ。
雰囲気に騙されているだけではなく、
とても上質なものを身に付けられています。
言語の問題でどこのものかはわかりませんが。
あしからず。
最低限のカラーの中でいろいろな質感を楽しまれています。
大人の安定感あるシック。
思わずユアヘアスタイルイズグッドと言ってしまう
このカットライン!どうです?
幅広のザクザクバングにサイドはストレートに切り口はパツンとストレート。
そこにこの『ビッグアイウエア!』なアクセント!
もともとお顔が小さいのでしょうが、この子供が大人のメガネを掛けた様な
アンバランスさがキモなのです!
さすが大人の女性、赤リップも自分のものにしています。
意外な印象だったVivienne Westwoodのクロコのバッグ。
ほう、こう来るのか。意外だな。
海外の方は攻めたヘアスタイルでも服は自然体だったりしますからね。
新鮮。
サラリと着たジャケットの方のラインもシャープで、
くしゅっとドレープが効いたスエードブーツにしても、こだわりを感じるアイテムばかり。
なるほど前衛的がご趣味か。
何でも似合いそうな彼女。
パンツスタイルとか、他のファッションも見てみたい!
そしてサッと腕を差し出すダンディーがまた素敵!
余裕のロングカーデに貫録を感じます。
貫録だけでは終わらない、ダメージデニムパンツとレザーブーツがフレッシュ。
お似合いのハットに目が行きがちですが、
こちらもまたアイウエアがチラリ。
何でも似合っちゃうなこりゃ。
さて、ファッションは過渡期を迎えていますが、彼女の様な「アイウエア」。
こちらにも変化の時が来ている様です。
アイウエアはビックへ移行中
ポニーテールの女性が極細フレームの丸メガネ。
その佇まいはとにかくノーブル。
そんなノームコア時代からの反動が結構激しく出ています。
今、服に熱を入れるならフェイスも一緒にコーディネイト!
それではアイウエア目線で最新コレクションをチェック!
2016SSプレタポルテコレクション CHANEL
出典先:VOGUE 2016SSプレタポルテコレクション CHANEL
洗練されたレディライクな洗練スタイルにこの男前ビッグフレームを合わせるのが斬新。
出典先:VOGUE 2016SSプレタポルテコレクション CHANEL
キャップ×サングラスがベストマッチング。そこに1点ドレスで豪華主義でハズし。
足元は再びコンフォートでストリート。
出典先:VOGUE 2016SSプレタポルテコレクション CHANEL
ランウェイ以外使用禁止。
2016SSプレタポルテコレクション GUCCI
出典先:VOGUE 2016SSプレタポルテコレクション GUCCI
親が若い時にしていたメガネ。
ノームコアにも合いそうだが結構インパクトが強いので、
これくらい強いルックに合わせてモードの相乗効果を狙おう。
出典先:VOGUE 2016SSプレタポルテコレクション GUCCI
出典先:VOGUE 2016SSプレタポルテコレクション GUCCI
パーティのウソのメガネみたいにデコラティブ。
でもこの流行は本当です!
これくらいのパンチのヤツが判りやすく今の旬。
負けないくらいのコーデをしないとやはりパーティになってしまう。
フレームに花柄をデコったものも。
出典先:VOGUE 2016SSプレタポルテコレクション GUCCI
ヴィンテージショップで揃えられそうなコーディネイト。
襟元と足元のGUCCIなラインがニクイ。
カラーサングラスという胡散臭いアイテムを使えるのも今しかない。
ただのヴィンテージファッション旬のスタイルとの違いがつきにくく困るが、
とりあえずコンパクトなサイズ感をチョイス。
どのタイプに行くか、悩むほど豊作な楽しいビッグフレームアイウエア!
彼女の様に「ちょっと浮いた」、ある意味「馴染まない」、
ちょっと「大げさなアイテム」が絶対旬!
主役級のアイウエアに合うコーデとは。
それを作り上げるのが問題だ。
オシャレさんは小物使いの達人。古着MIX原宿スタイル!
表参道。
歩く人の数が多く、年代・系統も様々!
必然的にオシャレな人も多くなるが、
声をかけるのをためらっていると、人ごみに紛れていってしまうとゆうこともしばしば。
見つけたら、勇気を出してためらわず、即座に声かけに行かねば!
そんな中、
わたくし好みの素敵な方が!
これは逃したくない。
小走りで駆け寄り、即声かけ!
私の願いが通じたのか
こころよくOKしてくださいました。
心の中でガッツポーズ。
そんな素敵でオシャレな、ほのかさん!
ピンク×ブラックのテッパン組み合わせ!
だいすきです。とにかく可愛い。
ピンク×ブラックてなんとなく小悪魔てきなイメージがあったけど、
ほのかさんはポップな印象。
なんといっても可愛いのがこのパンツ!
ピンク×黒×白のストライプに、男の人がダンシングしています。
なんて素敵なんでしょう。
私が履いたらパジャマのようになりそうなゆるゆるパンツですが、
そこはさすが。サスペンダー使いでオシャレに!
さすがオシャレさんはヘアも抜かりがない!
アッシュヘアーにパープル・ピンクメのメッシュ。
このカラーリング、ツボです!もうこの髪色にしたいくらい。
足元は黒のラバソで重みを。
バッグはキッズ用のバービーのショルダー!さすがです!
アメリカンなビビットな配色がこれまた良いですね。
タトゥーチョーカーでトレンドを。
丸メガネでこなれ感。
ヘアゴムもラベンダー色のハートで抜かりない。
ピンクのキャップでとことんピンク!
去年あたりはツバが平らなキャップが主流だったけど、
最近はツバがカーブしている物が多いのね。
スポーティで可愛い!やはりスポーティブームだからなのか。
サスペンダーに丸メガネ、タトゥーチョーカー。。
やはりオシャレさんは、小物使いがうまいですね。
私も、サスペンダーとかサングラスとか持ってはいるものの、出番はなく、放置。
眠っている小物やアクセサリー類、とりあえず引っ張り出してみよう。
前記事にも書きましたが、やはりファッションは”服”だけではないんだなぁ!
とても参考になりました。
ありがとうございました!
ヘアスタイル×ファッションで魅力倍々!秋スナップ表参道
ファッションはヘアスタイルにも宿る
10月20日、晴れ。
スナップ日和だ。
『第5回おしゃスナ』。
今日も渋谷から表参道界隈をウロウロ行きましょう!
さて、ここはみゆき通り。
歩く人の数は表参道に比べてぐっと少なくなるがその代わり、
圧倒的に「おしゃれパーセンテージ」が上がる。
それはもう「ふるい」にかけられたかのように、歴然に。
その代わり、がっつり超モロ業界人に声を掛けようものなら
目があった瞬間に玉砕してしまう。
その可能性も上がる。
それはもう歴然に。
その度に軽く心は折れるわけだけれども、
そこはもう心をただ強く持ち、「当たって砕けろ」な精神でやるしかない。
場合によってはいかにも無理そうな人が「OK」だったりと読めない展開。
われわれはその奇跡を待っているのです。
そうやってオシャレを謳歌する東京の『今』をお届けしたいのです。
そんな心持ちでやっとりますので、出会ったら優しくしてね。
第5回目です。
声を掛けてしまう方々に傾向も見えてきます。
フラれる可能性が高いファッション業界の方の他に、美容師さん。
おしゃれだなと声を掛けるとそうなのですという事が多い。
日本の美容師さん、ほんとうにレベル高。
そしてファッションに自分がある。
そして、心優しくシャッターを押させてくれる方々。
それは観光で遊びに来られている方が多い(海外の方も含め)。
その両方を兼ね備えた〝ちゃんなみさん”と〝しょうへいさん”をスナップ!
大阪から来られた美容師さんです。
キラキラと水面の様な光沢をはらんだシワ加工のロングスカート。
その可愛いピンクに目を奪われ、みゆき通りを急いで横断。
ちゃんなみさん、わたしそのカラーバランス大好きです。
「ブラウン×ピンク」というファンシーカラーにときめかない女子がいるのでしょうか。
「ピンク×グレー」の法則はあるけど、後者はクールに、前者は甘くと使い分けて使いましょう。
個人的には「ピンク×赤」という幼稚園児の〝ぬりえ”の様なカラーリングも推奨しています。
素材感も完璧。
シャカシャカとした「涼」の素材にモコっとした「暖」ニット素材を合わせて。
細かいレオパード柄がキュートさを引き立てます。
ここに敢えてシャイニーなオレンジバッグを合わせて!
この「光×光」のセットアップ癖になりそうですね。
そしてレザーのスニーカー「スタンスミス」で重みのバランスを。
今日のポイントは〝お揃いの靴”とはなんと素敵!
こんなスマートにおソロできるなんて、最も適したアイテムかもね?
さて、さすが美容師さん。
カットもカラーリングもよいです。
ウエットな質感の黒ベースに毛先メッシュとゴールドピン使い。
まねしたいワザ。
今日はかわいいスタイルですがマニッシュスタイルにもこのカットはキマリそう。
フィンガーウェーブスタイルが好きなわたしとしましてはかなりツボなヘアスタイルです。
細部にも好みを感じられる〝かわいいスタイル”のちゃんなみさんでした。
そしてしょうへいさん。
超ヘビロテしそうなシンプルなタートルスエット。
そこにフリンジがたっぷりと長いスエードバッグ投入。
フォークロア、気分です!
おっと。
シンプルにデニムとスタンスミスとまとめるかと思いきや、
ソックスに注目。
チェックのヴィヴィアンでハズしを。
ちゃんなみさんと同じく「かわいい」スピリットがしょうへいさんにも。
だって手元はハートに今にも矢が刺さりそうですものね。
引き続きまして、ヘアスタイルチェックへ。
こちらもさすが美容師さん。
無造作にアップした毛先をツイストスタイルに。
成人式になりそうなのにこれがどうしてオシャレだー。
カラーリングや髭との塩梅もありそうです。
ほとんど古着!なスタイルで、柔らかい中に個性を感じる素敵なお二人でした。
ヴィヴィッドなアイテムが手に入りそうなのでおすすめのショップ「いちみ」
ぜひ訪れてみたいです。
『ファッション』とは洋服だけではありません。
旬なヘアスタイルをメイクを手にしてこそ、ファッションが活きる!
そしてその逆も。
相乗効果で倍々に素敵になれるなら、どちらも手を抜いてはいけませんね。
肝に銘じます。
お時間ありがとうございました。