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2015.10.09

おしゃスナ其の45:『おしゃれカップルは隠れペアルック』

今回かなりの人数を撮らせていただいたスナップ。
満足げに帰路に向かう途中のキャットストリート。
そこでまたしてもオシャレ素敵カップルを見つけてしまいました。

ゆるゆるなリラックススタイルが素敵なみほさんとIFさん。

シンプルなトップスにトレンドのガウンを。
生成りの布地にかわいらしいポップな龍の刺繍で、辛くなりすぎないですね。
絞り染めのトートバッグもとてもマッチしています。

帽子やコサージュもコーディネートの雰囲気とあっていてとても素敵です。

ボトムスはネイビーのワイドパンツで。
上下ゆるゆるなコーデです。
全体的に古着スタイルの印象ですが、足元は厚底コンフォートサンダルでトレンドもばっちり。

IFさんも刺繍がポイントのトップス。
ゆったりとしたシルエットで、なんだか絶妙なシワ感も素敵です。

グレーのトップスをレイヤードしてこなれ感。
みほさんと同じくネイビーのワイドパンツで、上下ゆるゆるコーデです。

そしてこのスリッポンのようなスリッパのような靴。
まさにリラックススタイルと相性バツグンです。

このフォルムかわいいですねー。オレンジのステッチも可愛い。
どこの物なんでしょうか。聞けばよかったと後悔。。

眼鏡はトレンドの丸メガネ。
私は通称”勉三さんメガネ”と呼んでいます。

画像引用:twitter

狩野勉三(かりのべんぞう)
アニメ「キテレツ大百科」に出てくるキャラクター。
キテレツの隣人で、大学に6回落ちている浪人生。
牛乳ビンの底のような眼鏡をかけている。

勉三さんよりもこのメガネが似合っているのではないでしょうか。
そしてこのおちゃめな前髪も、IFさんだからこそ出来るワザ。
非常に似合っています。

今日のポイントはと尋ねるとお二人とも「刺繍」ということで。

たしかにお二人とも刺繍がとても印象的なトップスです。
そしてボトムスもお二人ともネイビーのワイドパンツ。

着ている服は違くとも、素材やシルエットでお揃い感を。
なるほど、これがオシャレ上級者カップルの「ペアルックコーデ」なのか？

私も、参考にします！

ありがとうございました！

2015.10.06

確固としたキャラづくりでMixスタイルを制す

黒髪に漆黒のアイライン。
赤いリップに意志の強い太眉。
ロングヘアーでこそありませんが
伝説の日本人モデル『山口小夜子』を彷彿とさせます。

出典先：NAVERまとめ
山口小夜子
高田賢三や山本寛斎のコレクションで注目を集め、
1972年アジア系モデルとしてパリコレに初めて起用された日本人モデル。
「東洋の神秘」として1970～80年代イヴ・サンローラン・三宅一生など
多くのデザイナーのミューズとなった女性。
今や珍しくないアジア、または日本人モデルの先駆けとなった人物。
モデルウォークではなく能楽や日本舞踊を思わせる表現で
オンリーワンの存在を確立した。

マニッシュなショートカットは大ぶりのループピアスを遮ることなく
完全体でアピール。
印象的にピアスが映える。
ヘアカットも映えるウィンウィンの関係。

民族的な懐かしいニットカーディガンは
『親御さんの古着』だそう。
世代を超えて。素敵です。

フロントを留めるピンもレトロで雰囲気が。
懐かしモードにはロングネックレスをチョイス！
今回はパールということで。
カーディガンにブローチというのも良いかもですね。

そこにスタンダードな白シャツをと思いきや、
袖にデザイン性あり。
フワリとした袖からは時計×細ブレスを重ねてこなれ感。

トップスとの間に「ノスタルジック」の共通項はあるにせよ、
ここで意表を突くかの如くロマンティックな花柄のガウチョ投入。
まさかこう来るとは！
誰も予期しない展開。

そしてここに黒のパテント！
これはまとめなのか。
もはやもうわからない。
もうそれぞれが主張してる気がする！
個性な気がする！

なんなんだ！
このつかみどころのないコーデは！
しっくりきてないようで、しっくりきているような。

みらさんの感性は今日一日じゃ分からない。
法則はあるのだろうか。

今日のポイントをお伺いすると、
「着たかったものを着た。」
そんな答え、かっこいいす！

こんな自由奔放なファッションて。
一体どんなお仕事されているんですか？

「歯医者」さん、てもう意表突かれまくり。
素敵ポイント上がりまくり。
ギャップに弱いのだ。

「様々職業はあれど、ファッションを楽しむ事にボーダーはないんだな。」
と当然のことながらふと思ふ。
それでもやっぱギャップあり過ぎね。

妖艶な横顔ショットもありますが、
こんなにも素敵な笑顔のみらさんなのです！
短い時間でしたが感じるエネルギー。
流石。やっぱり歯もキレイだー！

誰もが出来るスタイリングではありません。
『山口小夜子的オリエンタル』を身に付ければ、
こんな法則のないMixファッションも乗りこなせる？

いいえ、この〝バイタリティ”が一番キモです！

2015.09.29

おしゃスナ其の43：『ノームコア美人と進化するノームコア』

美人過ぎます。
韓国のKIM MIJINさん。

ビジネスで来られたか、観光か。
何となく前者という気がしますin表参道。
ファッション系のお仕事をされているのでしょうか。

つたない英語で、ロクに会話らしい会話もできませんでしたが
素敵な笑顔で微笑んでくれました。
カムサハムニダ。

透けるような透明感。さすがの美肌です。
わたしもキムチと共に人生を歩みたかった。

余談ですが、韓国の「キムチ」に対して日本では「納豆」が
それに代わる美肌の元だと聞いたことがあります。
調べてみると・・・なんだこの書ききれないほどのメリットは！

サックリ言うと脳梗塞などの原因になる血栓を溶かす作用があったり、
骨粗しょう症を防いだり、便秘に効果があったり。

そして肌の代謝を助けるビタミンBが豊富で、他にもあらゆる角度から
美肌づくりに必要な栄養素が様々含まれている様です。

今日から毎日食べよう！
それなら『夜納豆』が良いみたいですよ！
詳しくは以下を。
完全ビューティ・ログさんの受け売りです。
(以上BeautyLogより）

さて、あまりの美しさについついに話が逸れました。
ネイビー・ブラックと全体的に抑え目トーンのシックな装い。

サラッとした素材のテーパードパンツ。
本当に便利なアイテムですね。
フォーマルにもストリートも何でもまとめ上げるぞ！
運命のワイドパンツはじっくり探しすとして、まだまだテーパードが主流という事で。

コーデで特に注目したいのが透け感のある「トップス×見せブラ」。
わたしも大好きなコーデです。

やはりセクシーになり過ぎない様にするのがポイントでしょう。
KIMさんの様に透け感の低いアイテムと、またはスニーカーでカジュアルダウンして
ヘルシーに取り入れたい。

足元はACNEでしょうか。
レザーのスリッポン。
キチッとし過ぎずちょっとゆるいのがスリッポンのイイ所。

差し色にワンポイント。
CELINEでしょうかクラッチの水色が爽やかに。
赤いネイルも効いてますね。

スッキリとした大人のスタイリング！
素敵です！

雰囲気を変えたい秋だけど、やっぱりついつい安定のノームコア。
いいや、ノームコアも進化している！
こんなモダンなスタイリングならまだまだノームコア？
KIMさんもいかがですか。

VICTORIA BECKHAM(ヴィクトリア・ベッカム)

2015-16プレタポルテコレクション／ニューヨーク

出典先：VOGUE

GABRIELLE COLANGELO(ガブリエレ・コランジェロ)

2015-16AWプレタポルテコレクション／ミラノ

出典先：VOGUE

進化しながらも永遠にクリーン。
ノームコア、これからもよろしくね！

2015.09.14

『おしゃスナ其の42：今秋使えるセットアップはどう着る？』

非の打ちどころのない装い。
さすがアパレル系男子！
子供服を扱うお仕事をされている「じょうじさん」。
レベル高い！

セットアップはデニム素材！
チーフの様な胸の差し色。
よく見ると手書きの様なプリントがドレスアップさせながらもクラフト感を印象付けます。

おっと！
パンツのバックポケットにもプリントがあしらわれている！
カラーが違うのがニクイですよねえ。

コナレ感は袖のロールアップで！
Tシャツの首の詰まりもいい感じ。

バッグはギャルソンの紙袋をビニールで包んだアイデア商品。
これはかなり人気商品で愛用者続出。

スーパースターで足元は抜かりなくハズして。完璧だ。

そういえばわたしが前狙っていたのもスーパースターだそうで。
その名も「スーパースタースリッポン」。

出典先：BUYMA　　　　　　　　　　　　　　　出典先：BUYMA

「白」か「黒」。
どちらが適当か悩んでる間に数か月が過ぎ。
結局買わないんだろうな。
でもやっぱ白？

さて。図らずも夏は過ぎ去り、またこの『セットアップ』の出番ですね。
あのデニムのセットアップでどんなおしゃれをされているのでしょう。

わたしが着るなら、「シルクドレスシャツに目下わたしのイチオシ〝コサージュ”を！」
(過去のコサージュ記事へ)

意外にメンズにコサージュの方がハードル低い予感。
逆にすんなりモードへ誘います。
きっと。たぶん。

出典先：UNITED ARROWS LTD.ONLINE STORE

近所の二子玉川ライズに最近オープンした「Steven Alan」。

もともとは1994年NY発セレクトショップのオリジナルブランドだった同店は
メンズからウィメンズのフルコレクションへ拡大するわけですが、
GQの「ベスト・ニュー・メンズウエア・デザイナー・イン・アメリカ」に2008年ノミネートされ、
翌年ユニクロのコラボプロジェクト「デザイナーズ・インビテーション・プロジェクト」に参加。
2013年には日本1号店を渋谷にオープンさせるという順風満帆なブランドだそう。

日本ではユナイテッドアローズにて展開するこのブランドのコーデュロイのこのパンツ。

出典先：UNITED ARROWS LTD.ONLINE STORE

写真ではあまり伝わりませんがテーパードが非常に効いている。
これを見つけてはわたしは決意しました。

「コーデュロイのジャケットとパンツセットアップを必ず買おう」。
そして首元に『コサージュを』！

じょうじさんも一緒にどうですか？

2015.09.01

おしゃスナ其の41：『旬のシューズは妊婦にも優しい』

リラックスした雰囲気が似たオシャレなお二人です。
仲の良さが頭の〝ターバン”からも見受けられるユカさん（左）とユウコ（右）さん。
アレ！ユカさんはお腹が大きいですね。

「あと1ヵ月で生まれます！」
は、5月22日時点のお話。
という事は今ごろきっと子育てと格闘中という事でしょうか。

しかし『マタニティでもおしゃれって楽しめるんだ！』
と思う程、マタニティを感じさせないファッションです。

インナーはしっかり腹巻きパンツですっぽりお腹を守られていましたが、
（惜しげもなく見せて頂きました。ありがとうございます。）
想像していたマタニティファッションとはかけ離れています。

想像では胸下をゴムで切り替えられたマキシ丈ワンピ。
もれなくロマンチック、みたいな。
たまには良いけど、毎日はちょっとな。

でも心配ご無用。
お腹周りの伸縮性は必須でしょうが、パンツなんてダメージ加工だし。
知らない分野だったけどバリエーションがかなり豊かでおしゃれになってきているみたい。

ジャケットはマタニティ用という訳ではありませんよね。
手持ちのアイテムも工夫次第ということでしょうか。
出来れば「期間限定」なモノにお財布開けたくないですもんね。

ユカさんのように
〝手堅くデニムと、他なにか着回しの効くパンツをGETして
あとは産後も着られるモノでやりくりしよう”
と、シュミレーションはバッチリなわたしです。

そして「妊婦の足元はヒールという訳にはいかないですからね」と仕方なく、
ではなく妊娠してなくても選ぶのが「フラットシューズ！」。

シルバーのレースアップシューズでカジュアルスタイルをブラッシュアップ。
しかも厚底はもはや定番ですからヒールを履かずともスタイルアップはもれなく付いてくる。
妊婦さんにとっては最高のタイミングで廻ったトレンドに感謝！でしょう。

そしてスニーカー！

ユウコさんも全体的に落ち着いたカラーの差し色として
蛍光イエローが効いたスニーカーをチョイス！

今や万能！なスニーカー。
どんなスタイルにも合わせてきます。

ちょっと前なら、「優雅なクラシカルなターバンと天然素材なバッグ」には
少しシックなシューズを合わせていたかもしれませんね。
見事にスニーカーでハズして意表を突くスタイルへ。

妊婦もそうでない人も『フラットシューズ』にはもう頭が上がりません。

出典先：ELLE SHOP.JP

足元にボリューム！バランスをオシャレに作ってくれるステラの『フラットシューズ』

出典先：VOGUE

ここまで来た。一番カッコいいセリーヌの『スニーカー』

出典先：VOGUE

とはいえ『チャンキーヒール！！』はまたまたセリーヌ

妊婦でも安定感良いから・・・ダメ？

2015.08.04

スナップ：其の40『レトロで腕を振るう』

「可愛い！」
と言っては先輩には失礼ですか？
寒色系カラーを柔らかく着こなしたしこさん。
〝古いもの”と言われていましたが
ブロッキングのトップスなんかとってもフレッシュに見えます。

そして、よく褒められると言われる眼鏡は
表参道の『LUNETTES DU JURA（リュネット・ジュラ）』で買われたとのこと。

HPを開くと〝あなたの『ほめられ眼鏡』を見つけます”。
おお。有言実行。

「リュネット」とはフランス語で「メガネ」を指し、
「ジュラ」とはヨーロッパメガネの中心地フランスの地名。
ジュラ地方の様な綺麗で楽しく、
日本でまだ知られていない様な個性的なアイウエアを厳選する
という信念の基命名されたようです。

ブログを覗いてみると、なるほど個性的なおしゃれさんが集っています。

面白かったのが店のコンセプトに掲げる「眼鏡選びの10か条」。
ここなら何だかワクワクしながら眼鏡が探せそうです。

中でもわたしの心を打ったのは、最後の一条。

〝家族が反対するくらいのメガネを”。

難癖を付けられること数知れず、という過去を持つものとしてはちょっと涙。
自由でいいんだよ、みんな。

さて話は戻りましてしこさん、アイウエアとトップスとの雰囲気では
シャープな雰囲気に持っていきそうなところを敢えて（かどうか真意は分かりかねますが）、
ノスタルジックな雰囲気に仕上げることで個性が立っています。
ブレスまでブルーとグリーンで統一されているので、メガネの赤のラインが効いてきますね！

しこさんが見せてくれた様な『レトロコーデ』！
今年の秋は絶対したい！
メガネも鍵を握ります！

それでは2016年コレクションからご紹介。
レトロと言ったらこれでしょう！
『新生アレッサンドロ・ミケーレ』の〝GUCCI”から。

出典先：VOGUE

「脱・ノームコア」。
新時代の幕開けです。
秋はレトロで皆腕を振るいましょう！

2015.07.21

おしゃスナ其の39：『重みをサラリと着る』

日差しが傾きだした午後。
日傘を差す姿がズルい程にサマになっています。
遠くからでもハッとするようなイエローに目は釘付けに。
結構の距離感。早めからのロックオン。
ポイントはもちろんこの羽織。
爽やか過ぎずノスタルジーが漂う〝みかん色に赤と黒のチェック模様”。
そう、『ちゃんちゃんこ』の様な。
「こたつ」がチラ付いてもおかしくない場面でも、さすがファッショニスタ。
決してよぎらせない。
インにグレーのミニマムなセットアップでドレスアップ！
確実にパリッとした羽織へと。
超難度イエローもグレーですんなり手なずけて。
フラットシューズと小振りな日傘がベトナム風アジアンテイストでトリップ・リラックス感も演出。
風をはらんで裾がハリを失わないままフワリとするのも好印象。

バッグを持たず小っちゃいクラッチなのも好い。
黒髪ショートカット・赤リップなのも好い。
と、止まらない賞賛の完璧なコーディネイトを見せてくれた韓国のDUNI PARKさん。
実はこの羽織、ご自身の作品なんです。
そして、大好きH.P.DECOのお二階、「水金地火木土天冥海」でこの
『ヴィンテージ着物をリメイク』した作品を展示・販売されているという事ではないですか。
表参道を闊歩し、自らを広告塔に！
完敗。
まんまとその作戦に引っかかったというわけか！
早々とお店へお邪魔してみたところ、あります。
様々な色柄で。
でもやっぱあの難易度イエローが私は好きだった。
ブログへの投稿が遅くなってしまったのでもう展示の期間は終了しているに決まっているけど、
またどこかで出会えたら、好みのカラーやデザインが重なったら、買っちゃうかもな。
着物。ヴィンテージ。
既製品とは風合いが違う。存在感が違う。
こだわりは1枚サラリと羽織るだけで成立。
ただただシンプルにTシャツとデニムを履くだけで。

2015.07.13

おしゃスナ其の38：『一点豪華主義』

『オシャレな人が被るのか。
それともオシャレに見えるのか。』
真相は分からない。

少し前からつば広ハットを被る人達（特に男子）をよく見る。
もう街に出れば20代前後の男子の2人に1人は被っているのではないかと思う。
確実に小顔効果を得ている気がする。
しかもちょっと盛れている感じもある。
その効果もあり(？)かどうかは分からないが女子にも少し前に
「女優帽いいね」的な流れがあったが、
ここに来て男子に完全に浸透したようだ。
流行りはもう男女の壁を越え始めているのか。
ランウェイではここ暫くはジェンダーレスというかむしろ、
男が女化、女が男化が起こっている。

話は戻り、彼の場合ハットではなくそのトップスが一番の魅力だ。

「被写体は何か？」と目を引くルーズな転写プリントTをお召しのシュガーさんは美容師さん。
一目で『ヴィヴィアン』なインパクトアイテム！
スキニーにボリューム感のあるスニーカーでGOODバランス。
本日シュガーさんは超お手本コーデとばかりに
黒・黒・黒！でプリントを最大限に引き立たせている！
突っ込みどころのないコーデ。
長めのレングスがキモなワケだけれどもこれ、
女子ならワンピにしてスポーティなソックス×サンダルやスニーカーてのも良い。
それともハリのあるフレアロングスカートで迫力コーデ？柄×柄？
と、ちょっと冒険したくなるアイテムでもある。
黒を合わせない場合はプリント回りの黒の陰影が効きまたそれもGOODではないか。