出典先:VOGUE
わたしは「コサージュ」を探している。
今日日、〝コサージュ”など置いているお店なんかは滅多にないが、
大きな総合リサイクルショップならあるだろう。
また、おばちゃん相手のリサイクルブティックにも1つ2つおいてあるかもしれない。
なぜコサージュが必要だって?
そりゃ「DRIES VAN NOTENのようにコサージュファッションを先取る為」ですよ!
すぐにファストファッションでオマージュされるか否かは何となくわかる。
今回の場合は「否」だろう。
まだシャープでアーティスティックなCELINEあたりのオマージュをしているところだ。
わたしもお世話になっているので当然文句ではない。
なので待っている間に自作してしまえという結論に早々達した。
待ってられないとはどれだけ素晴らしいかという事だが、とにかく見てほしい。
秋冬らしい重めの生地、例えばベロアやジャガード。
プリントものとのカラーコーデも楽しい。
もちろんシンプルなものへのアクセントというベーシックな意味でのアクセサリーというのもいける。
とにかく器が大きいの。
何でも受け入れてくれるんです。
そして何より『今年の顔』にしてくれる。
それは去年買った服だってきっとそうだ。
というわけで、スタイリングのほとんどの印象を持って行ってしまう程の出来るだけ大作を作りたい。
色んなカラーを取り入れてコーディネイトの意表を突く様な。
急上昇超注目モードブランドの『GUCCI』。
ザ・トムフォード的GUCCIの流れを引き継いでいた前任のフリーダ・ジャンニーニの突然の退任で、
アソシエイト・クリエイティブ・ディレクターだったアレッサンドロミケーレが大抜擢される。
出典先:VOGUE
彼の経歴はローマのファッション学校を卒業後、FENDIのアクセサリー部門のシニアデザイナーとして
活躍する中、トムフォードに見出され2002年GUCCIに入社する。
急に好きなブランドになったGUCCIだが、今までのGUCCIテイストが好きだった方々の
お気持ちを思うと。。
というように180度方向性を変えた。
「Epokal」には面白い表現で書いてある。
〝彼の言った『The Contemporary is the Untimely』。
フランスの哲学者ロラン・バルトの言葉で『コンテンポラリーは反時代的である』。”
歴代2人の元上司に敬意を払いながら優しく中指を立てた。
―Epokalより引用―
と、ある。
話は飛んだようで飛んでいない。
なぜなら超注目であるGUCCIの首元にも〝コサージュ”!!
これはトレンドとしてもう無視できないのでは?
出典先:VOGUE
さすが元フェンディのアクセサリー部門。
アクセの魔術師!
今回のモードのキーになりそうなサブアイテムをポンポン出してきている。
その中でも絶対取り入れたいのは『ボンボン付ニットキャップ』。
そして『ベレー帽』。
どちらにせよ、コートのビッグバランスや縦のIラインに対してちょこんと乗せるのが良さそう。
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トレンチにボンボンのニットキャップって今まで絶対しなかったコーディネイト。
ここらへんならすぐに再現可能だろう。
わたしはあくまでファーにニット帽がやりたいけれど。
そして、タートルにセットアップジャケット。
そこに『ロングチェーンのネックレス』を付ける技もかなりニクイ。
ロングチェーン。
久々だけどレトロなら「IN」だな。
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最後に数年前まで流行ってた『アラレちゃん的ビッグフレーム眼鏡』。
ダメでしょ、と思うスタイリングの方にむしろ掛けてみて!
化学変化が起こるかも。
という訳で、たかがアクセと侮るなかれ!
〝今年感”を出すのに外せないアイテムなのだから。
するのとしないでは大違い。
デコラティブなギラギラ期とは違い、
モダンなアート風デザインとも違う今年のアクセ。
何だか少し温かみのあるちょっと〝ダサい”ところを、センス良く狙っていこう。