ディネアンブランから導く!カラーコーディネイトのチカラ。

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「秋元梢は黒しか着ないらしい。」

そういう自分なりのこだわりがあるのってかっこいいですよね。

この場合は特にこだわりが簡潔で、言葉の響きとしてもかっこいい。

ウォークインクローゼットを想像してもとてもかっこいい。

凡人が変人(独特の感性を持つ人という意味)を一目置くのは、

自分ない謎の感覚に憧れるからだろう。

何だか素敵、とは思うがやってみるかと言われても特定のカラーを

特別好いているという事もないし、やっぱり色んな色をわたしは着たい。

さてワタクシは他のこだわりを持つとしよう、という事だが、

ご本人からすると一口に「黒」と言っても質感やデザインで魅せる事はできるし、

きっと永遠に広がる選択肢なのだろう。

そういえば「白いパーティ」というものがフランスから上陸し、たいそう盛り上がっている

と今秋メディアで目にした。

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出典先
RETRIP

そう、『Diner en Blanc(ディネアンブラン)』と言った。

参加費は2万弱とかなり高額で、これは場所代とディナー代と言ってもいい訳だが、

テーブルや椅子までも自分で用意する。

当然ながら自分のコーディネイトも。

それら全ては白だ。

そしてIKEAの売り上げが上がったとか上がらないとか言う話だった。

「白くくりが条件」とは言ってもせめてコーディネイトに合わせたテーブルと椅子を

用意するのがルールだろう。

ポップなスタイリングならIKEAもいいかもしれないが、ヴィンテージファッションを楽しむならば

ヴィンテージのテーブルを。

それがだめならシーツで隠して決してテーブルの足元は見えないように、と努力したいものです。

参加した人々はとても楽しそうで、新規のお友達を作ったりしてなかなか有意義そうではあったが、

秋元梢同様、「白しか着ないの」という人々が集うという趣旨のイベントの方がずっとこだわりを感じて

「おしゃれ」なのではないかと思ったりした。

いや、そうでない人が非日常を味わう事に意義があるのだろう。

開催場所が直前まで秘密だったり、詳細を事後まで他言無用など、

なにやらぱーりーぴーぽー心をくすぐりそうなイベントなので、

あまりこだわり・こだわり言っても古くさい人みたいに思われるからやめておこう。

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出典先RETRIP

 

本線からかなり逸れたように思えますが、逸れてはいません。

スナップです。

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上記イベントの様に、カラースタイリングはコンビ(以上の複数人)ですることにより

おしゃれ度があがるのではないか、ということです。

キャッチしたのは香港から来られたお二人。

ブラックなモードスタイリングが一人より二人!

黒が更に深く感じられる効果がありますね。

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お二人とも長めのジャケットを羽織り安定感を出しながら、チョーカーやネックレスで動きを演出。

足元は軽くスニーカーで。

全く同じのオソロファッションではないけれど、カラーをそろえるだけでグッとまとまりが出ます。

それでいて各自の個性が更に際立つ様な。

注目したいのははやはりバックプリント!

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女性は調べたところ、「supreme×アンダーカバー」のコラボアイテムの様です。

一方、男性はギャルソンのロングジャケットですね。

違うブランドでバックプリント揃えてくるってかなりニクイと思いませんか。

非常にありがたいショットです。

男性のジャケットのこのロングな丈感。

旬のウールのたっぷりとしたロングコートも今年は出揃っていますし、

こんなサラリとしたガウン風も共によし。

何にでも合わせやすい。オシャレに見える。

この丈を制すれば『今年顔』出来ますよ!

今冬、とにかく先に買うべきアイテムですね。

噂のバックプリントは果たして合わせにいったか、たまたま合ったのか。

是非前者であって欲しいと願いますが、後者であってったとしても

素晴らしい偶然に拍手!

 

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