おしゃスナ其の39:『重みをサラリと着る』

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日差しが傾きだした午後。
日傘を差す姿がズルい程にサマになっています。
遠くからでもハッとするようなイエローに目は釘付けに。
結構の距離感。早めからのロックオン。
ポイントはもちろんこの羽織。
爽やか過ぎずノスタルジーが漂う〝みかん色に赤と黒のチェック模様”。
そう、『ちゃんちゃんこ』の様な。
「こたつ」がチラ付いてもおかしくない場面でも、さすがファッショニスタ。
決してよぎらせない。
インにグレーのミニマムなセットアップでドレスアップ!
確実にパリッとした羽織へと。
超難度イエローもグレーですんなり手なずけて。
フラットシューズと小振りな日傘がベトナム風アジアンテイストでトリップ・リラックス感も演出。
風をはらんで裾がハリを失わないままフワリとするのも好印象。

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バッグを持たず小っちゃいクラッチなのも好い。
黒髪ショートカット・赤リップなのも好い。
と、止まらない賞賛の完璧なコーディネイトを見せてくれた韓国のDUNI PARKさん。
実はこの羽織、ご自身の作品なんです。
そして、大好きH.P.DECOのお二階、「水金地火木土天冥海」でこの
『ヴィンテージ着物をリメイク』した作品を展示・販売されているという事ではないですか。
表参道を闊歩し、自らを広告塔に!
完敗。
まんまとその作戦に引っかかったというわけか!
早々とお店へお邪魔してみたところ、あります。
様々な色柄で。
でもやっぱあの難易度イエローが私は好きだった。
ブログへの投稿が遅くなってしまったのでもう展示の期間は終了しているに決まっているけど、
またどこかで出会えたら、好みのカラーやデザインが重なったら、買っちゃうかもな。
着物。ヴィンテージ。
既製品とは風合いが違う。存在感が違う。
こだわりは1枚サラリと羽織るだけで成立。
ただただシンプルにTシャツとデニムを履くだけで。

 

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