確固としたキャラづくりでMixスタイルを制す
黒髪に漆黒のアイライン。
赤いリップに意志の強い太眉。
ロングヘアーでこそありませんが
伝説の日本人モデル『山口小夜子』を彷彿とさせます。
出典先:NAVERまとめ
山口小夜子
高田賢三や山本寛斎のコレクションで注目を集め、
1972年アジア系モデルとしてパリコレに初めて起用された日本人モデル。
「東洋の神秘」として1970~80年代イヴ・サンローラン・三宅一生など
多くのデザイナーのミューズとなった女性。
今や珍しくないアジア、または日本人モデルの先駆けとなった人物。
モデルウォークではなく能楽や日本舞踊を思わせる表現で
オンリーワンの存在を確立した。
マニッシュなショートカットは大ぶりのループピアスを遮ることなく
完全体でアピール。
印象的にピアスが映える。
ヘアカットも映えるウィンウィンの関係。
民族的な懐かしいニットカーディガンは
『親御さんの古着』だそう。
世代を超えて。素敵です。
フロントを留めるピンもレトロで雰囲気が。
懐かしモードにはロングネックレスをチョイス!
今回はパールということで。
カーディガンにブローチというのも良いかもですね。
そこにスタンダードな白シャツをと思いきや、
袖にデザイン性あり。
フワリとした袖からは時計×細ブレスを重ねてこなれ感。
トップスとの間に「ノスタルジック」の共通項はあるにせよ、
ここで意表を突くかの如くロマンティックな花柄のガウチョ投入。
まさかこう来るとは!
誰も予期しない展開。
そしてここに黒のパテント!
これはまとめなのか。
もはやもうわからない。
もうそれぞれが主張してる気がする!
個性な気がする!
なんなんだ!
このつかみどころのないコーデは!
しっくりきてないようで、しっくりきているような。
みらさんの感性は今日一日じゃ分からない。
法則はあるのだろうか。
今日のポイントをお伺いすると、
「着たかったものを着た。」
そんな答え、かっこいいす!
こんな自由奔放なファッションて。
一体どんなお仕事されているんですか?
「歯医者」さん、てもう意表突かれまくり。
素敵ポイント上がりまくり。
ギャップに弱いのだ。
「様々職業はあれど、ファッションを楽しむ事にボーダーはないんだな。」
と当然のことながらふと思ふ。
それでもやっぱギャップあり過ぎね。
妖艶な横顔ショットもありますが、
こんなにも素敵な笑顔のみらさんなのです!
短い時間でしたが感じるエネルギー。
流石。やっぱり歯もキレイだー!
誰もが出来るスタイリングではありません。
『山口小夜子的オリエンタル』を身に付ければ、
こんな法則のないMixファッションも乗りこなせる?
いいえ、この〝バイタリティ”が一番キモです!