突然ですが、あなたは脳、鍛えてますか?
記憶力の低下など、感じてませんか?
私の今、ハマっている事。
英単語の暗記(マニアック?)
しかし、悲しいほど覚えられません。
そこで、図書館でこんな本を借りてみました。
アタマがみるみるシャープになる! 脳の強化書
出典先:amazon
加藤 俊徳 (著)
メディアでも話題になったようで、予約してからだいぶ経って手元に来ました。
筆者曰く、
「脳は死ぬまで成長を続ける」
「脳が成長するのは20代~40代にかけて」
「記憶力は思考力で補える」
な、なんと、心強いお言葉!!
まだ、間に合う、かも???
(c) .foto project
詳しくは本書を読んでいただくとして、
ここではチラッと、その概要と、タイトルに出した「ファッション」について絡めてご紹介していきます。
なんでも、脳には「脳番地」という、色々な役割を持った「脳組織」があり、その数は120ほどにも!
それらをグループにまとめると、8つの「脳番地」分類されるそうです。
1)思考系‥何かを考える時に関係する
2)感情系‥感情を表現するのに関係する
3)伝達系‥コミュニケーションを通じて意思疎通を行う
4)理解系‥情報を理解し、将来に役立てる
5)運動系‥体を動かすこと全般に関わる
6)聴覚系‥耳で聞いたことを脳に集積させる
7)視覚系‥目で見たことを脳に集積させる
8)記憶系‥情報を蓄積させ、その情報を使いこなす
これらは左脳にも右脳にもまたがっているそうで、
これらを鍛えるには、「沢山の経験を積むこと」「別の脳番地と組み合わせて使うこと」が大切ということです。
人間は、得意なこと、不得意なことがあります。
得意なことばかりすると特定の脳番地ばかり使用している事になります。
不得意な事、その他の脳番地がお休み状態になってしまいます。
なので、脳を鍛えるポイントは3つ。
○日常習慣の見直し
いつもと違うことをすると、脳に刺激が加わり、鍛えられます。
○自分の脳の癖を知ること
ここでは万人に共通する癖の説明は省きますが、個人固有の癖について説明します。
それは、「好き、嫌い」などの「思考パターン」です。
脳は好きなこと=心地よいことをしようとします。それでは同じ思考回路のままです。見方を変えたり、自分なりの工夫、分析をすることによることで、今まで休んでいた脳番地が目を覚まします。
○「したい思考」で発想すること
人から指示をされた「させられた」では脳は活性化しません。
自分が自発的に「したい」と思ったことで脳は活性化します。
(c) .foto project
本書では、これらを基本にひとつひとつの脳番地の鍛え方のヒントが書かれています。
面白かったものを抜粋してご紹介しましょう。
1)思考系脳番地トレーニング
・ゲームでわざと負ける。(人間は常に勝とうとゲームをするが、違う発想で物事を考えてみる)
・自分の意見の反論を考える(自分の意見なので、勿論賛成なのだが、他の視点で物事を考えると使っていない脳の刺激になる。例として成功している経営者の多くは新聞記事やニュースの解説者への反論を考えるそうです。)
・休日の行動計画を他人に決めてもらう(自分では行かない所へ行ったり、好みでない映画を見たり。使わない脳が鍛えられる)
2)感情系脳番地トレーニング
・出かける前に「何があってっも怒らない」と決める(脳に目的を持たせると、体調でイライラなど、感情が左右されない)
・楽しかったベスト10を決める(辛い時に楽しかったことを思い出し、プラス思考に!思い出すことも脳に刺激になる。)
3)伝達系脳番地トレーニング
・団体競技に参加する(状況の変化に柔軟に対応できる力が鍛えられる)
・選択肢を3つ考えながらの会話(例えば、仕事の終わりを訪ねるのに、「今日中?明日中?今週中?」など。相手の状況に合わせて3つ考える。複数の選択肢を考えることは、仕事上の分析力、コミュニケーションにも役にたつ)
※4は最後にします
5)運動系脳番地トレーニング
・利き手と反対の手で歯磨きする(手と口の脳番地を同時に鍛えられる。早口言葉や、あっかんべーをするように、舌を思いっきり出すのも効果的)
・歌を歌いながら料理をする(他のことをすることで、脳に負荷がかかる。鍛えれば、体を動かしながら頭で別のことが考えられ、アイデアが浮かぶ場合もある。)
6)視覚系脳番地トレーニング
・特定の音を拾いながら音楽を聴く(特定の楽器だけ注目して聴くと、新たな発見がある)
※7は最後にします。
8)記憶系脳番地トレーニング
・1日20分の暗記タイムを作る(時間のデットラインを決めてすると、脳は集中する。)
これらの脳番地を鍛えることで、脳番地同士がタッグを組み、
新たな思考やアイデアが出てきたり、新たな才能が開花することでしょう。
わくわくしますね♪
最後になりますが、
このブログ記事のタイトル脳を鍛える《ファッション編》
4)理解系脳番地トレーニング
7)視覚系脳番地トレーニング
に、出てきます。
4)理解系脳番地トレーニングでは、「オシャレな人の服装を真似てみる」と言っています。同じ体型の人がどんな服を着ているか観察することから始め、似合わない服も一度試してみて、似合うなら取り入れ、似合わないなら諦める。これを繰り返すと自分への理解度が高まるそうです。
7)視覚系脳番地トレーニングでは、
「ファッション雑誌を切り抜いて、自分の服装をコーディネートしてみる」です!
「いいなぁ、この服」だけで大抵終わりますが、切り抜くことにより、より明確なイメージが作りやすいということです。
写真を切り抜く行為が「取材」であり、
集めて、貼ったり、まとめるのが「編集」になります。
これらの行為は「ファッションを主体的に見る」ことにつながります。ただ雑誌をみているだけは、「受け身」の行為なのです。
応用として本にはこうも書いてありました。
「彼氏」や「彼女」に似合うんじゃないかという、「第三者に似合う服装を頭に描いて」切り抜いてみたり、そこに無いアイテム(帽子やバッグ)を付け足してみたり。これらの事が頭のイメージを広げる訓練になるようです。
BUY-CRAZYのサイトにも「おしゃスナ」や古着をセレクトした「コーデ」の記事があります。
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自分だったら、このアイテム、こんな風に着るかな?とか、真似してみようかな?
など、色々楽しみながら考えることも、脳を鍛えることに繋がります。
特に古着は個性的で味わいのあるアイテムが豊富。
ブランド物でも価格は定価に比べ驚く程安価です。
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