1年とはなんと早いことか。
怖くなります。
昨年から引き続きありがたくチケットを頂戴し、2度目の『YASUTOSHI EZUMI2015-16AW』
コレクションへ。
コンセプトは〝LESS IS MORE”。
以前と同じように建築家の作品(今回はバルセロナパビリオンにおける
フリースタンディングウォール(自由な壁))からインスピレーションを受け、
彼の名言「より少なくすることは、より豊かなこと」を、
〝構築的な制約から解放し自由な構造を手に入れる
女性服”と解釈。
構築的な制約からの解放。
去年がまさに〝構築的”だっただけにどう変えてくるか。
なるほど。
以前の様に「ズシン」と重い様なしっかりとした核は存在しながらも動きを付けることで
リラックス感を演出している。
フレアに広がったり、スリットから覗くプリーツやドレープ・ファーなど空気感を感じる
柔らかい要素が盛り込まれている。
レイヤードスタイルやボリュームに、現代的なイメージに出てくる・・・。
とは言え今回で2回目のコレクションを見させて貰った、1度目よりずっと幅を感じるし、
自由度が広がっている感じ、何よりヤストシエズミはこういうブランドだ!
と〝格となるスタイル”を認識できた感じが私には有った。
こんな可能性に満ちたブランドには多くのファンが付きますよね
また私自身の幅も可能性もセンスも磨かれた・・・
そんな気がするし、明日からのスタイル選びが楽しくなってくるだろう
間違いない。
これからの東京ファッションウィークが楽しみだ!
フリースタンディングウォール・右平面図(インヴィテーションにもこのデザインが使用されていた)