明け方とも日暮れとも言えない薄暗くコケの生した森を少女が歩く。
ロードオブザリングで冒険に出掛ければ必ずこういう所を通るな、ってそんな場所。
いいえ、ここはランウェイ。
凄いな。何だって出来るのね。
ALEXANDER McQUEEN2014-15AWコレクション。
テーマは「Beauty And The Beast (美女と野獣)」。
甘くフレアやレースを使ってみたことろで、ゴシックが滲み出る『美女』に、
『ビースト』は獣の意を込めた(ストレート)ファーに身を包んで。
双方の違いは一目瞭然！眉毛だ。
ふんだんに使われたファーはその眉毛にまで至り！
我修院達也を思い出させる。
そういうファー使いもあるんですね。
ブーツのプリーツ使い、ファー使いはリアルに可愛いと思った。
今年は本当にファーの当たり年ではないか。
ゴージャスやセクシーとはまた違う新しい解釈がちらほら見られる気が。
『ビースト』といい、面白い。
