インパクトのあるファー使いのボリュームバイカーコートから始まる14-15AWのショウは今年もビッグシルエットだと教えてくれた。
売れそう。
夏の終わりには百貨店やセレクトショップでものすごい存在感を放ち、出会いそうな予感がひしひしと感じられる。
ファー使いも良いが、カウチンニットのスタイリングがやばい。
ボトムスはお得意のレイヤードスタイル。
厚手のウールのスカートは大きくスリットが入り、中からはじゃばらプリーツの透け感のあるシフォンが覗く。
セクシーではない。
それがsacai。
こんなにボリューミィでインパクトのあるショウレベルのルックなのに、あくまで着れる服・着たい服に仕上がっているというのが不思議だ。
じっくり見れば見るほどディテール使いが光り、本当に甲乙つけがたい。
甲乙つけなくても良いのだがね。